滅菌ってどうしているの?

最近インターネットのニュースで『歯科の器具が使い回しされているかもしれない』という記事を読んだAさん。
不安になり、勇気を出して先生に聞いてみる事にしました。

歯科医師
Aさんこんにちは!今日は何か聞きたいことがあるとお伺いしていますが、治療のことですか?
Aさん
先生こんにちは!治療の事は何も不安はありません。先生がいつもわかりやすく説明してくれるので!
実は、先日インターネットのニュースで『歯を削る器具の使い回し』について書いてあるのを見て、私が通っているここの医院はどうなのかなぁ?と少し不安になってしまって・・・・・。
歯科医師
あぁ!あのニュースですね!私も見ましたよ!歯を削る時に使う『ハンドピース』の事ですね!
ハンドピース
歯科医師
ハンドピースは、口腔内(お口の中)にいれて歯を削るので、削りカスや唾液・血液が付着しやすく、使い回すと感染のリスクがあります。
なので当医院では、ハンドピースの為に開発された『I Clave mini』という小型滅菌器を使用し、患者さん毎に消毒・滅菌を行っています!

132℃の高温で約14分滅菌・乾燥を行うことにより、内部に入り込んだ細かな削りカスや唾液・血液を除去することができます。

また、ハンドピース以外の器具も個々で専用のパックに入れ、滅菌をしています。

小型滅菌器

ハンドピース

Aさん
毎回滅菌されたものを使っているのですね!
滅菌された器具

歯科医師
もちろんです!
器具だけではなく、同じころにニュースになっていた『グローブの再使用』についても、当院では『患者さん毎に交換』していますよ!
グローブ以外にも、「トレー・コップ・エプロン」など使い捨て出来る物は全てディスポーザブル(使い捨て)で使用しています!

滅菌されたグローブ

使い捨てのトレー・コップ・エプロン

歯科医師
メスや麻酔の針などの鋭利な物も当然ディスポーザブルですよ!

使い捨ての麻酔針
歯科医師
ただ歯を治すだけではなく、感染などのリスクを考え、対策をし、患者さんから見えないところこそ徹底することで安心して治療を受けて頂けるように日々心がけています!

Aさん
とっても安心しました!歯が綺麗になっても歯医者に通って感染症になってしまう危険があるなんて本当に恐ろしくて不安でした。これからもよろしくお願いします!

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