ガミースマイル
ガミースマイルに
なってしまう原因は、
主に下記の３つがあります。
- 歯の長さが短い・生えている位置が低い
- 上顎骨の発達が過剰
- 上唇を上げる力が強い
人によっては、歯の長さが短かったり、歯の生えている位置が低かったりする場合があります。長さが短いと、相対的に歯茎の面積が大きくなり目立ちやすくなるためガミースマイルとなります。また歯の位置が低いと歯茎が見える面積が増えてしまいガミースマイルとなります。
ガミースマイルの要因で最も多いと考えられているのが上顎の骨が長くて前に突き出していると、歯茎と歯が自然に前に出てきてしまいガミースマイルとなります。
上唇周りの筋力が強いと骨格や歯に問題がなくても笑うと上唇を過度にあげてしまうことから歯茎が見えやすくなるケースもあります。
当院のガミースマイルの
治療方法
当院のガミースマイルの治療方法は主に二つありますが原因ごとに異なります。
詳細は精密検査後、担当医より丁寧にご説明させていただきます。
①歯冠長延長術
歯冠長延長術とは、歯茎が見える面積を減らす治療方法です。この方法は、歯がもともと短い人や歯並びが悪い人、
歯と歯茎を削り取った後に被せ物で形を整えます。
②上唇粘膜切除術
上唇粘膜切除術は、上唇の内側と歯茎を切除して縫い縮める手術です。
主に上唇の筋肉の力が強いために起こるガミースマイルに適しています。
ガミースマイルの症例
左：治療前 右：治療後
治療の流れと治療期間
1.カウンセリング
ガミースマイル治療に関する流れについて確認させていただきます。
2.検査
写真（顔・口腔）、パノラマレントゲン、必要に応じてCT・歯型採取・歯周ポケットの計測を
行います。
3.精密検査結果のご説明
精密検査の結果、必要な治療方法・回数・費用をご説明します。
4.処置
①歯冠長延長術の場合は歯茎と骨を処置します。
②上唇粘膜切除術の場合は上唇の裏側と歯茎の間の空間を縫合で密着させます。
5.抜糸
抜糸を行い、術後状態の確認をします
6.被せ物
セラミック等の被せ物で形を整えます。
7.最終確認
治療後の最終確認を行います。
治療期間は最終チェックまでで最短３ヶ月です。
費用について
- 歯冠長延長術は一本5万円×税でガミースマイルの場合は最低前歯4本〜6本は必要になることが多いです。
- 上唇粘膜切除術は20万円×税です。
リスクについて
- 神経が生きている歯の場合、神経の処置が必要になることがあります。
- 術後、切開した部位の腫れや痛みを感じることがあります。
- 歯を支えている骨が弱い場合、歯が揺れる可能性があります。
- 処置後、歯茎の位置が後戻りする可能性があります。
✳︎詳細は精密検査後、担当医にお問い合わせください。
